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母乳育児も自然な流れで

母乳育児をサポートしてくれる産婦人科もずいぶんと増えています。
また、「おっぱいの形が崩れるからイヤ」と言って母乳育児を嫌がる人はあまり見かけなくなりました。

でも、預けるのに楽だから、とミルク育児を選択する人も少なからずいらっしゃるみたい。
それと、母乳で育てたいけど出ない、と嘆いて自分を母親失格のように思ってらっしゃる方もいらっしゃるかもしれません。

母乳で育てられた子は母乳育児がすんなりと行く場合が多いみたいです。

これは単純なことで、

こどもを生んだらおっぱい(母乳)が出る

と自然に考えてるからです。

無意識の思い込みって大きいんですよね。ミルクで育てられた方は「出ないかも…」とか「出なかったらどうしよう」なんて考えてしまう。その時点で当たり前の機能を否定してしまうんですね。

でも私たちは考えられないくらい便利な道具に囲まれて、車や飛行機に乗って暮らしてるから忘れてしまいがちなんですが、

哺乳類なんです。

哺乳類っていうのは赤ちゃんを産んだらお乳で育てる動物のこと。
両生類でも爬虫類でもないんだから、母乳は出て当たり前なんです。

動物の出産シーンとか、たまにテレビでやってますよね、見たことありますか?

生まれたばかりの赤ちゃんはまず自分の足で立ち上がって最初にお母さんのお乳を吸いに行きます。
この、産後すぐの母親の乳首への吸綴(きゅうてつ)刺激が母乳を出すためには大切な刺激になります。
だから最近は“出産後30分以内にお乳を吸わせます”という産婦人科が多いです。

もっとも、これは世界保健機構とユニセフによる共同宣言が広まってきた成果でしょうけどね。
参考までに掲載しておきます。ポスターもよく見かけますが、産婦人科選びの基準にされてもいいと思います。


母乳育児を成功させるための10カ条(Protecting,Promoting and Supporting Breast-feeding)


  1. 母乳育児の方針をすべての医療に関わっている人に、常に知らせること

  2. すべての医療従事者に母乳育児をするために必要な知識と技術を教えること

  3. すべての妊婦に母乳育児の要点とその方法を知らせること

  4. 母親が分娩後30分以内に母乳を飲ませられるように援助すること

  5. 母親に授乳の指導を十分にし、もし、赤ちゃんから離れることがあっても、母乳の分泌を維持する方法を教えてあげること

  6. 医学的に必要がないのに母乳以外のもの、水分、糖水、人工乳を与えないこと

  7. 母子同室にすること。赤ちゃんと母親が1日中24時間一緒にいられるようにすること

  8. 赤ちゃんが欲しがるときに欲しがるままの授乳を勧めること

  9. 母乳を飲んでいる赤ちゃんにゴムの乳首やおしゃぶりを与えないこと

  10. 母乳育児のための支援グループを作って援助し、退院する母親に、このようなグループを紹介すること

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